ビー・ジーズ、アカペラの「ラヴ・サムバディ」(名DJスティーヴ・ライト追悼番組より)
BBCラジオで一時代を作ったといわれる人気DJのスティーヴ・ライト氏。この2月に突然死を遂げた彼を偲んで、70歳の誕生日となるはずだった去る8月26日にBBCが追悼番組「Radio2 Remembers Steve Wright」を放送しました。
上記リンクの音源はあと13日ほど公開されていますので、早めにチェックしてみてください。12:37あたりからビー・ジーズが登場、アカペラでTo Love Somebodyを歌います。これは彼らがかつてBBC1の人気番組Roadshowに出演した際の音源。楽しそうな現場の雰囲気が伝わってきます。(それにしてもBee Geesの即興アカペラはいつもながら見事というしかない!)
続いてバリーが、名物DJとの豊かな時間を偲んでコメントを寄せています。
スティーヴはユーモアがあってとっても楽しい人でした。こちらが楽しんで馬鹿をやれるようにしてくれれるだけではなく、一緒に楽しんで一緒に馬鹿をやってくれた。みんなでピアノを囲んでジャムをしたり…いろんなインタビューを受けたけど、本当に楽しくて覚えているのはスティーヴとやった仕事です。
もうひとつ忘れられないのは、ロビンの最後のラジオ出演がやはり「Steve Wright In the Afternoon」(2012年2月)だったことです。「すっかり回復した」とちょっとはしゃぎ気味に取材を受けていたロビンですが、実はこのラジオ出演も最初予定されていた日にはロビンの体調が悪くて実現せず、二度目のトライでようやく実現したもの。放送後、ロビンは最後のライヴ出演(ソルジャーズのコンサートへの客演)を果たした後に再び倒れたのでした。
バリーの思い出話にもあるように、Bee Geesは長いキャリアの中で何度もSteve Wrightと共演していますので、時間を作れたら徐々にご紹介していきたいと思います。
上にリンクを紹介した記事でもロビンの最後のラジオ出演の内容を「ご紹介する」と予告してあり、実際、訳した記憶があるのですが、アーカイブを探しても見つからず、記事にするところまでいかなかったのかもしれません。
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