ロビン・ギブ、担当医師団よりの声明

ロビンの容体について、オフィシャルFacebookに「医師団の声明」が発表されました。以下に簡単にまとめてご紹介します。 

 

ロビン・ギブの医師団より声明

驚異的なロビン・ギブ!

ロビンの不屈の闘志と驚異的な体力は担当の医師団も驚くほどでした。

「ロビンの大腸がんは進行期に入っていましたが、きびしい抗がん剤治療に非常に良好な反応を示していました。が、わずか二カ月の間に二度の緊急手術が必要な事態となり、衰弱が進んだ状態で腹膜炎手術からの回復中に肺炎を併発。抗生剤も効かない状態だったため、ICUに移動しました。しかし残念ながら呼吸機能は悪化し、意識不明に陥った結果、肺による自発呼吸が不可能となって、人工呼吸器を取り付けました。

肝機能不全による脳の腫れ、肺炎、栄養失調による免疫系の低下などから、予後は非常に深刻でした。

本人の希望により非常に積極的な対応を行いましたが、つい3日前(訳注:具体的にこれが何日かはわかりません)には夫人とご子息、兄のバリーに最悪の事態を覚悟していることを伝えました。回復への道はあまりにもきびしいと思われたのです。治療にあたるチームとしては無力を痛感するに近い状態でした。

しかるにロビンは驚くべき勇気と鉄の意思と体力を持って信じられないほどの困難を克服し、現状にいたっています。

現在では意識もしっかりとして、家族に話しかけることも可能になりました。酸素マスクをつけてはいますが自発呼吸も戻りました。点滴と抗生剤投与が行われています。もちろんまだ衰弱が激しく、栄養状態も劣悪です。医師団としてはまずロビンが自分で飲食物を摂取できるようにすること、高レベルの酸素吸入なしに呼吸できるまでに回復させることを目指しています。この段階で初めて栄養面、身体面でのリハビリに入り、ICUを出て普通病棟に戻れる可能性も出てきます。

ドゥイーナ夫人、ロビン・ジョン、スペンサー、メリッサは毎日ロビンに付き添って、話しかけたり、好きな音楽を聴かせたりしています。ご家族は常にロビンは必ず治ると信じて、献身的に看病にあたってきました。

今後の状況はまだ予断を許しませんが、こんな素晴らしい人の治療にあたれることを光栄に思います」

なお一部ではロビンはすでにICUを出て個室に戻っていると報道されていますが、この情報は確認されていません。改めて読むと本当に恐ろしい状況だと思います。一時は病院を訪れたご家族の苦しそうな写真も紙面を飾り、悪夢のような時間でした。どうぞ時間はかかっても、ゆっくりじっくりと回復への道をたどってほしい。そしてその道が穏やかで幸せに満ちたものであることを祈って止みません。

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