あれから8年…モーリス・ギブを偲んで

ピアノの前で一服(1973年9月、東京にて)
ピアノの前で一服(1973年9月、東京にて)

8年の時が流れ、「ロック音楽史における今日という日」についてのサイト(Gibson.com)に2011年1月12日付けでこんな記事が掲載されました。

ビージーズのメンバー中では「静かな男」と言われていたモーリスだが、2003年のこの日、彼が亡くなったことで、音楽史上でもっとも息の長い人気を誇ったグループのひとつが永遠の静けさに閉ざされることになった。残ったバリーとロビンは、その後、何度か一緒にステージには立ったが、モーリスがいないいま二度と元通りではありえない…それは誰もが認めるところだろう。

あれから8年…。今年も1月12日がやって来て、そして過ぎていきました。2007年3月4日にフロリダで行われた「モーリス・ギブ記念公園」の除幕式でのバリーとロビンのスピーチの抜粋をご紹介します。(YouTubeの画像はこちらです)

ぼくたちの弟は本当に素晴らしい人間でした。夢見る人、アーティスト、ミュージシャン、マジシャン、コメディアン…そして弟であり、夫であり、父親であり、友人だったMo。いろんな装置や仕掛けが大好き、そんなやつでした。(バリー)

思い出すという意味でなら毎日毎日がモーリスの記念日です。年に一度の命日なんかじゃない。モーリスを思う気持ちはいつもいつも変わらない。モーリスはぼくたちの人生の一部であり続けます。モーリスはまだ元気でやっているんだ、そう思うことにします。どこかに旅行に行っているんだ、たぶん、また会える。いや、きっとまた会えるって。(ロビン)

あれから8年、早すぎたその死に、たくさんの思い出に、深い追悼と感謝の思いをこめて。

For Maurice. "Everything we are will never die."    Robin
(モーリスへ。ぼくたちのすべては決して消えることはない。 ロビン)

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