ロビン・ギブの『タイタニック・レクイエム』ドイツ初演、技術トラブルにより4 月に延期

最後の東京公演でのロビン・ギブ(2005年9月)
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『タイタニック・レクイエム』のドイツ初演が延期に

ロビンが闘病中の2012年4月にロンドンのウェストミンスター・セントラル・ホールで初演されたRJ・ギブと共作の『タイタニック・レクイエム』は、ホログラムとオーケストラによるショーとして昨年秋にイタリアでワールド・プレミア上演が行われました。好評を受けて、さらにヨーロッパ各地での公演が計画されているということで、この2月13日ではドイツ東部にあるジーゲン市でドイツ初演が計画されていました。

しかしながら地元紙Siegener Zeitungが報じたところによれば(オンライン版2016年2月13日付)、最後の最後になってスクリーンの不調により、ジーゲン公演はやむなく延期されたとのことです。画面上の映像と同期させる形でオーケストラや合唱団の公演が行われるというプログラムですが、高度な技術を駆使しているために調整が難しいようで、ウェストミンスターでの初演の際にも当日になってプログラムを一部変更するなどのトラブルがありました。
上演を前にすでにジーゲン入りしていたドゥイーナ夫人とRJ・ギブのふたり(画像:Siegener Zeitung記事)は思わぬ延期に失望しながらも、再上演にあわせてのドイツ再訪を約束したとのことです。

ドイツを訪れたRJ&ドゥイーナ・ギブ
(Siegener Zeitung)

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今後の上演予定は次の通りです。

4月2日 バーリ公演(イタリアでの第2回公演)
4月20日 ジーゲン公演
5月14日 ビーレフェルト公演(ドイツでの第2回公演)

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