ロビン・ギブのソロアルバム9月発売(日本盤は10月)

 "50 St. Catherine’s Drive" 9月に全世界で発売
写真提供: ワーナーミュージック
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ローリング・ストーン紙(オンライン版2014年7月30日付)が「アイ・アム・ザ・ワールド」(ニューバージョン)のストリーミングと一緒に「24時間独占先行」記事で発表した通り、ながらく発表が待たれていたロビン・ギブの最後の作品『50 St. Catherine’s Drive (フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ)』がとうとう発売されることになりました。英米・ヨーロッパ等全世界で9月29日、日本では約1カ月遅れの10月22日の発売になります。「発表差し止め」だったオフィシャルプレスリリースが7月31日午後11時をもって”解禁”になりましたので、以下にアルバムの詳細をご紹介します。 

未発表のロビン・ギブのファイナル・レコーディングの数々
2014年9月に発売決定

『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』

●内容
・   ロビン・ギブ最後の作品と言われる「シドニー」
・   ビージーズの1966年の名曲「アイ・アム・ザ・ワールド」のニューバージョン
・   全曲ロビン・ギブが作詞・作曲(共作を含む)
・   息子RJ・ギブとの共作を含む
・   各曲のライナーはドゥイーナ・ギブ夫人が担当

•    発売日: 2014年9月29日(日本では10月22日)

 

ソングライターとして、パフォーマーとして、ビージーズのメンバーとして、深く愛され、2012年5月に惜しまれながら世を去ったロビン・ギブの最後のソロアルバム『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』が2014年9月29日に全世界でリプリーズ/ワーナー/ライノから発売されます。ドゥイーナ・ギブ夫人と子息RJ・ギブがコンパイルした同アルバムには、アルバム用にレコーディングされた楽曲の大半に加えて、ロビンが作曲・レコーディングした最後の数曲が収められています。

ロビンが生まれたマン島ダグラスの生家の住所に想を得た『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』(セント・キャサリン通り50番地)というアルバムタイトルが示すように、内省的で、ときにロビン自身の人生を歌ったような楽曲の数々は、おもに2006年から2008年にかけてレコーディングされた未発表作品。さらにロビン最後のレコーディング数曲を加えて、このアルバムは、世界中の人びとに哀惜される天才アーティストの豊かなソングライティングの才能を改めて思わせる貴重な一枚です。

アルバムの最後を締めくくる「シドニー」はロビンがレコーディングした最後の曲。デモであるため、アルバム中の他の曲に比べて粗削りな仕上がりではありますが、この曲をアルバムに加えた理由を、ドゥイーナ・ギブ夫人はライナーで次のように解説 しています。

 

「2011年8月のある夜遅く、ロビンは自宅のプリベンダルで寝室のキーボードとiPadのGarageBandを使ってこの曲を書きました。この曲をバリーと一緒にスタジオで仕上げ、共に作ることを願っていたニューアルバムに入れたいというのがロビンの希望でしたが、体調がそれを許しませんでした。亡くなったふたごの弟モーリスをしのびつつ、目を閉じれば、兄弟三人がまたそろってオーストラリアのシドニーにいる姿が浮かびます。まだ若く、未来への夢と希望に満ちていた三人です。そしてその未来の中で三人が作り上げた作品群は、もちろん、世界に大きな感動を与えたのです。この未完成の曲は悲しく、せつなく、ほんの断片ではあっても、ロビンの最後の作品のひとつとしてこのアルバムに入るべき曲です。ロビンは泣きながらこの曲を作り、わたしはこの曲を聞いて涙を流しました」

『フィフティ・セント・キャサリンズ・ドライヴ』にはこの他にも子息RJ・ギブと共作した3曲等が収められています。プロデュースにはピーター・ジョン・ヴェッテーゼがあたりました。   

トラックリスト
1)    デイズ・オブ・ワイン&ローゼズ(スタンダードの名曲「酒とバラの日々」とは同名異曲) Days of Wine and Roses
2)    インスタント・ラブ Instant Love
3)    アラン・フリーマン・デイズ Alan Freeman Days
4)    ウェアレバー・ユー・ゴー Wherever You Go
5)    アイ・アム・ザ・ワールド(ニューバージョン)I Am The World (New Version)
6)    マザー・オブ・ラブ Mother Of Love
7)    アニヴァーサリー  Anniversary
8)    ソリー Sorry
9)    チェリッシュ  Cherish
10)    ドント・クライ・アローン Don’t Cry Alone
11)    アヴァランチ  Avalanche
12)    ワン・ウェイ・ラヴ One way Love
13)    ブロークン・ウィング Broken Wings
14)    サンクチュアリ  Sanctuary
15)    ソリッド  Solid
16)    オール・ウィ・ハヴ・イズ・ナウ All We Have Is Now
17)    シドニー   Sydney

日本盤のみのボーナス・トラック
18) オール・ザット・アイ・チェリッシュ(デモ)All That I Cherish (demo)

さらに嬉しいことには本日7月31日付でワーナーミュージック・ジャパンからも日本盤発売の予定に関する正式情報が到着しました。日本盤発売は2014年10月22日。歌詞・対訳・英文ライナー和訳付、定価:2,400円(本体)+税。さらに!日本盤のみの独占ボーナストラック「オール・ザット・アイ・チェリッシュ(デモ)」が入ります。約3分55秒のとても美しい曲です。

この発売に向けて、ロビンのチームそれにワーナーミュージックの方たちと密な連絡をとりながら作業を進めてまいりました。誰の心にもあったのはただひとつ、「ロビン・ギブのためにこの作品を一番良い形で世に出したい」という願いでした。ですから、これからアルバムの発売に向けての数週間、私的なコレクションからの貴重な写真等も含めてロビンの活躍をいろいろとご紹介していきたいと思います。

"どんなことだってするつもりさ" (ロビン・ギブ「ソリッド」より)

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