バリー・ギブ、ワールドツアーを開始?
ヘラルドサン紙 (オンライン版2012年9月23日付) が報じたところによれば、バリー・ギブは来年の2月にオーストラリアでの3回のショーを皮切りにミソロジー・ワールド・ツアーを行う予定だということです。
同記事によれば、バリーは今年のはじめにロビンと共にコンサート復帰の計画を立てていたのですが、その後、ガンで闘病中だったロビンの病状が悪化。ふたり一緒のステージはついに実現しませんでした。けれどもロビンの気持ちを受け継いだバリーは、ふたりで計画していた「ミソロジー・ツアー」を来年2月から開始するということです。また、オーストラリアではツアーのあいまにレッドクリフに昔住んでいた家を訪ねたり、60年代にビージーズが出演していた昔なじみの場所を訪れたりしたいということです。
「思い出をたどる”センチメンタルジャーニー”になると思います。
オーストラリアへ帰れば元気が出るかもしれない。大好きな国です。海と女の子に夢中な夏を過ごした12歳のころの気持ちに戻りそうです。
当時の建物はもうないけれど、またあの場所に帰ってみたい。
三人の弟たちを亡くしたいま、故郷に帰り、思い出をたどっていろいろと考えて、なんらかの形で気持ちの区切りをつけたいと思っています。
また、バリーの話では現状では遺された家族の間に「一種の距離」があるのは避けられないことだそうです。けれどもステージでビージーズの代表曲を演奏するときには、ツアーに同行する長男のスティーブンとモーリス家のサマンサの存在が心の支えになるということです。
ミソロジー・ツアーの現在発表されている予定(未確定)は次の通りです。
2013年2月8日 シドニー・エンターテイメント・センター
2013年2月12日 ロッド・レーバー・アリーナ
2013年2月16日 ブリスベーン・エンターテイメント・センター
ヘラルドサン紙によればチケットは10月5日発売です。
なおこの新着記事についてはまだマネージメント側の確認はとれていません。もし実現すれば、ロビンが最後の最後まで夢に見ていたワールドツアーということになり、嬉しいと同時にとても悲しいニュースでもあります。いずれにせよ、バリーをどこまでも応援したいですね。
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